暗記ではない歴史の魅力を伝える
★歴史博士おすすめ
元 国立西洋美術館研究員
京都大学大学院文学研究科教授
中村俊春博士おすすめ
中村教授が敬愛する美術史家エルンスト・ゴンブリッチが
25歳のときに若者向けに書いた世界史の本。
(私、管理人は知りませんでしたが、有名な本なんだそうです)
兄が妹に説明する設定で、歴史を分かりやすく解説。
中村教授曰く、
「歴史で大切なのは、年号を暗記することではなく、
どんな人間がいて、何をしてきたのかを知ること」
歴史の楽しさがわかる本とのことです。
「モノは、それができた背景や歴史を考えることで
まったく見え方が変わってくる」ということを
ミュンヘン大学で美術史を学んでいるときに知ったという
中村教授。
子供には、自分が持っているモノのおもしろさを発見
できるようになって欲しい、という思いを持たれている
そうです。
そして、一つ注意書きを。
中村教授が選んだものは、きっと子供が自分から欲しがる
ものではないので、親が贈る理由をきちんと伝えることが重要、
とのこと。
私たちも、
「有名な教授が選んだものだから」という理由だけではなく、
自分の哲学的なものも一緒に、子供にプレゼントしたいですね。
なかなか難しいですが。
(参考資料:PRESIDENT FAMILY2008年1月号)
関連記事
トラックバックURL
http://konomanabi.com/gift/wp-trackback.php?p=277